
薬師寺涼子の怪奇事件簿
【65点】(銀河英雄伝説、アルスラーン戦記を読んでいる)
「超美人キャリア警察官僚の破壊的大活躍!超美人にして性悪、乱暴、至上最強の公僕・薬師寺涼子警視である。国家機密も周囲の迷惑も一切無視、疑惑の渦中へズカズカ土足で踏み込んでいく。」
・ 非常にテンポよく、読みやすい。(シリーズ5作品を寝る前、1時間/1日程度で2ヶ月位で読み終えた。)
・ ヒロインのキャラが強烈で魅力
・ おもしろいが内容は印象に残らない。
(物足りない点)
・ 田中芳樹作品の特徴である「体制・政治家批判」が痛快であるのだが、本作品では、ヒロイン(お涼)が現体制・政治家より圧倒的に上回っているため、かつ「本作品の語り手」である泉田準一郎がヒロインの部下でいるため、そういった環境下で「体制・政治家批判」をしても痛快さが感じられないのが残念。
* 銀河英雄伝説ならヤン・アッテンボロー、アルスラーン戦記なら
ダリューン・ナルサスなどから語れる痛快さが感じられない。
・ お涼と泉田のロマンスを各シリーズほのめかしているのだが、お涼のみで泉田が全く感じとっていなく、結局毎回展開がなく、おもしろさがない。(コミック、アニメにすれば、表情のみでおもしろさが伝わってくると思うのだが、文字だと伝わってこない。)
・ ヒロインのキャラが強烈すぎて、泉田以外の他のキャラの個性が表面だけで魅力が感じられない。(岸本、マリアンヌ、リュシエンヌなど)
(既読シリーズ)
・ 東京ナイトメア
・ 魔天楼
・ 巴里・妖都変
・ クレオパトラの葬送
・ 黒蜘蛛島
・ 夜光曲
(未読シリーズ)
・ 霧の訪問者

